バイクの状態が悪いままじゃ高額査定は期待できない!
スピード派の方で、すぐにでも売却する人は大した気にする必要ありませんが、中には1ヶ月〜数ヶ月先まで売却期間を見据えて検討している人もいますよね。
売却までの期間の愛車の保管方法しだいでは、査定額に大きく影響がでてくるかもしれません。
ちょっとした気配り1つで査定額を減額されずに済むはずですので、できれば売却まで気を抜かずに注意しておくべきですね。(※こちらのバイク売るなら知っておきたい外装の状態と査定額の関係も参考にして下さい)
他にも保管中の注意点はいろいろありますが、基本的に各個別ページで解説していますので、ここでは代表的な注意点だけでも紹介したいとおもいます。
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外装の劣化に注意
購入する立場になって考えてみれば、見た目がヤレてしまったバイクは買う気になりませんよね?
バイクの部品は沢山ありますが、中でもカウル類やタンク等の外装部品の劣化はバイク全体のイメージダウンに直結してしまいます。
転倒や倒した時の傷は仕方ないにしろ、紫外線で焼けた状態の外装は見る人がみればすぐに気がついてしまいます。そのために外装の保護に注意しておきたいところですね。
しっかりとしたガレージ保管の方は気にする必要ありませんが、屋外保管のオーナーはバイクカバーの品質等、注意しておきたいところです。
またカウル等の樹脂類は樹脂を保護できるムースやスプレーも販売されています。そういったケミカル部品をつかって保護するのも1つの方法です。
燃料タンク内の錆に注意
タンク内に中途半端な量のガソリンを入れた状態で保管していると、条件しだいではタンク内に錆が発生してしまうかもしれません。
これはタンク内と外気の温度差によってタンク内に水滴が発生して起こるもの。満タンにしておくか、空っぽにしておくことで避けることができます。
タンク内の錆は除去するのも大変なのですが、それ以上に知らずに走行してエンジン各部に錆が流れでてしまうと致命的なダメージになってしまいます。
多少の手間はかかりますが、長期間の保管であれば確実にタンク内のガソリンに注意しておきましょう。
バッテリー上がりに注意
したがって走行しない期間が長いと、バッテリーは自然と放電を続けていつか空っぽになってしまいます。
一度や二度は同じバッテリーを充電して利用することも可能ですが性能は新品よりはるかに落ちてしまいます。
ですので「後で充電すればいいや」ではなくてバッテリーを外して保管するか、接続部を外すだけでも構いません。バッテリーが上がらないように注意しておきましょう。
足回りのヘタリに注意
保管中、普段と同じようにサイドスタンドで車体を傾けた状態で保管している方が大多数かもしれません。
しかし長期間になってくると、あのような車体を傾けての保管は足回りに影響がでる事も考えられます。
サスペンションやタイヤにとって、常に同じ側に負担のかかった状態で保管することは片側の足回りだけ極端にヘタってしまうことです。
バランス良く足回りがヘタっているなら気になりませんが、片側が極端にヘタっている場合は乗ってみると意外と気になるものです。
そうならないようにセンタースタンドやレーシングスタンド等を利用しておくのが良いかもしれません。
屋外は砂や小石に注意
とくにスペースの都合上、屋外で保管している人に注意して欲しいのがバイクカバーの使用方法です。
バイクカバーは上手に被せていないと、余計に傷が増えてしまう場合もあるので注意しておきおましょう。
まずバイクカバーは防水・紫外線カットのような素材のバイクカバーが理想的です。
外装の劣化を保護するという部分を重視するなら紫外線をカットできる素材がベターです。
またバイクカバーのサイズも車体とぴったり合っているのが理想的です。
というのも、バイクカバーは風でバタついてしまうと、舞い上がった砂や小石をバイクカバー内に巻き込んでしまうからです。
もしバイクカバー内に砂や小石を巻き込んだ状態で、バイクカバーを被せておけば、どんどん小傷が増えてしまいます。
ですので大切なのはバタつかないサイズの合ったバイクカバーを利用することです。
バイクカバーがバイクの状態を左右する
さらに、どんなに高価なバイクカバーでも1年、2年と使用しているうちに防水効果も落ちてくるはずです。その場合、しっかり保護しているつもりでも雨が染みていたり、紫外線で外装が焼けてしまうことに繋がります。
そんな場合は、バイクカバーの品質にこだわるよりも2枚重ねて被せるといった方法も効果的です。
高価なバイクカバー1枚よりも状況によっては安価なバイクカバーをWで被せるといった臨機応変な対応で保管しておきましょう。
バイク買取店の場合よりも個人売買の方がバイクの状態にシビアなケースもあります。事前にバイクの状態をしっかりチェックしておきましょう。(※参考ページ バイク査定前の洗車のポイントと注意点)